患者申出療養制度~困難な病気と闘うために~

2017/07/23 ブログ
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平成28年4月に「患者申出療養制度」がスタートして1年が経ちましたが、一般の方に知られていないのが現実です。制度の仕組みを確認しておきましょう。

「患者申出療養制度」は、「未承認薬等を迅速に保険外併用療養として使用したいという困難な病気と闘う患者の思いに応えるため、患者からの申出を起点とする新たな仕組み」で、将来的な保険適用につなげるためのデータ・科学的根拠を集積することを目的としています。

・申出するのはどんなとき?
例えば、先進医療で実施しているが実施できる患者基準から外れてしまったときや自分の身近な医療機関で実施されていないときなど、「○○治療法を受けてみたい」「もっと他に治療法はないの」という場合に申出をします。
・具体的な実施の流れ
患者申出療養として初めての医療を実施するとき
1.かかりつけの医師など身近な医療機関へ相談(大学病院等と連携して対応)
2.臨床研究中核病院において、国に提出する資料を作成(治療法・計画・実施医療機関)
3.患者が、臨床研究中核病院を通じて、国に患者申出療養の実施を申請
4.患者申出療養に関する国の会議で審査(有効性・安全性・科学的根拠等)
5.臨床研究中核病院や協力医療機関で患者申出療養の実施
前例がある医療を他の医療機関が実施するとき
協力医療機関において資料を作成し、臨床研究中核病院で審査が行われ、協力医療機関で実施されます。

「患者申出療養に係る費用」は患者の全額負担になります。
先進医療とは異なるため、先進医療保険等の適用にはなりません。
※先進医療とは、厚生労働大臣が定める高度な医療技術を用いた療養のことをいい、厚生労働大臣が定める施設基準に適合すると承認を受けた医療機関で行われる場合に限られていて、先進医療の治療費は全額自己負担となります。

未承認薬が試すことができ、先進医療実施医療機関以外での実施が可能になり、困難な病気と闘う患者にとって希望となりますが、費用負担はとても大きくなる覚悟は必要です。
最近では、このような自己負担を補うための「実費」給付の保険も増えてきました。
最新の医療情勢に適した保険選びも重要になりますね。

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